株式会社立川ピン製作所では、クライアント企業様のご要望に沿って開発を行う「ソリューション型の製造」を強く推進しています。一般的にファスニングといえば、建築・建設業の印象がありますが、当社には自動車メーカー様や家具メーカー様、食料品の卸業者様などから、想像を超えた相談が幅広く寄せられています。御社の課題解決も、タチカワのファスニング技術で実現できるかもしれません。まずは、お気軽にお問い合わせください。
Case.01
邸別に必要資材を一括支給する場合など、入数のご希望にお応えします。現場でステープルを無駄に余らす事がありません。
Case.02
自動車シート生地を張る用途でステープルをご提供しております。又、特殊部品の接合・固定にも使われております。
例:プラスチック部品+ウレタン
ステンレス部品+耐熱不織布
その他あらゆる部材でステープル固定をお考えの場合は、弊社で素材・サイズを選定して試作をおこないます。
Case.03
チラシ貼り・家具の布張り・フォトフレーム・ペットのお家・ラック・キャンバス固定・木製プランターなど多用途かつ気軽に使用できる手動ツール「ガンタッカ」「ハンマータッカ」を取り揃えています。
Case.04
構造の制限から、市場に無い特殊なサイズ(線厚・線幅・肩幅・足長)のステープルが必要な場合があります。小ロットでも可能な限り対応します。
Case.05
一般的なステープルは鉄に亜鉛メッキを施していますが、雨また湿気の多い場所ではやがて錆びます。
屋外での用途にはステンレス製をお勧めします。
Case.06
(1)コート
ステープルへ塗布したコート材が、木材へ打ち込まれた時の摩擦熱で接着材となり、保持力を高めます。
(2)刃先
ダイバージェント刃先(左右足先のカットが対称)は木材に打ち込まれた際、刃先が反対方向へ捻れて入り、抜けにくくなります。
Case.07
足長は最短で4㎜、最長で64㎜まで様々なステープルを取り扱いしております。
Case.08
木材に合わせて目立たない色、逆に打ち込みを確認しやすい目立つ色など、多様な着色が可能です。
Case.09
ステープルの用途は木材同士の固定だけではありません。断熱材を挟んだり、ステンレスをクリンチしたり、多様な用途に使用できます。
立川ピン製作所では、国内工場という生産体制にこだわり続けてきました。「技術を継承し、未来に向けて伸ばす」をモットーとする弊社の技術は、国内工場での生産を守り抜いてきたからこそ、現在の姿となっています。 当初は、地域雇用の維持を第一に始めたことですが、近年、データの守秘義務について、国内工場のみで生産する体制が評価され始めています。他国生産・OEM・複数の連携企業の存在などがリスクになりつつあります。立川ピン製作所では、コンパクトな組織を生かし、国内工場による一元生産体制により、今の時代に求められる生産体制を構築しています。
公的な製品試験の大切さは、誰もが周知しています。しかし、開発現場では待機期間すら惜しい現実も。「まずは、おおよその引っ張り強度が知りたい」というお問い合わせは、点々と寄せられています。 株式会社立川ピン製作所では、お客様の生産現場で、安心して弊社製品を使っていただけるように、自社のテスト体制を構築。これまでにも、製品評価試験や強度試験など、自らで多くの試験を実施し、お客様のニーズに応えてきました。これからも、自社テスト体制を生かして、共同開発やソリューション型のものづくりを行っていきます。
2020年に新体制となった株式会社立川ピン製作所では、「人と人のつながり」を大切にする企業として、ニッポンのものづくりの現場に貢献していくことを宣言しています。機械加工のイメージが強いステープルですが、弊社では要所要所に人の目と手を入れることはもちろん、心を込めて製品を製造してきました。 お取引先様はもちろん、弊社製品をお使いになる職人さんなど、すべてのステークスホルダーのみなさまとのつながりを大切にしたいと常に願っています。物事の簡略化や効率化が進む現代だからこそ、私たちは「人と人のつながり」を最も大切なものと考えています。
ペンづくりを始めた明治42年から、線材加工のノウハウを蓄積してきた弊社ですが、あらためてこの技術をもっと世のため人のために生かしたいと願っています。上記にこれまでの代表的なソリューション型ものづくりの事例を掲載しましたが、まだまだその枠に収まらず、新しい領域にも踏み出していきたいと考えています。 ですから、「うちは関係ないかな」と思われても、ファスニングのことなら、何でもお気軽にお問い合わせください。未来に向けて挑戦する企業様のパートナーとして、私たちが存在しています。